近所に住んでいるご家族数組でBBQをしていた時に、ひと家族からキャンプ用品についての質問や相談をされた。
家族でキャンプしようと思っていて、道具を揃えていこうと考えているけど多すぎてよくわからない。
とにかく間違いないテントを教えて欲しい。
という内容だった。
コロナ禍でアウトドア人口が一気に増えたことで、ブランドも一気に増えたから余計選びにくくなっている昨今。
そんな中で例に挙げたのが
コールマンの『タフシリーズ』と
スノーピークの『アメニティドーム』
カルビーのポテトチップスで例えるなら
コールマンのタフワイドドームが「うすしお」で
スノーピークのアメニティドームが「コンソメパンチ」
こんなイメージで、長年変わらない定番のテントがあって・・・と話をはじめた。
双方のいいところ
シンプルなドームテントで建てやすく、十分な就寝スペースがあるということ。
基本的にメーカーの推奨は破損リスクを避けるために2人以上で行ってくださいと書いているが、破損するポイントを避けて丁寧にやれば1人でも建てられる。
こういうシンプルなテントだと奥さんが子供を見ている間に、旦那さん1人で建てれるところが良い。
そういう点から見てもはじめての人にとっつきやすいテントがドームテント。
『うすしお』コールマンのタフシリーズ
夏も涼しい風を取り込みやすい
このテントは寝るスペースとなるインナーテントの四方から風を取り入れることができる。
ドームテントの大半は、構造的に前方と後方扉をメッシュにして風通しを良くできるが、状況により横からの風しかなく、インナーテント内は熱気で籠る場合がある。
しかし、このコールマンのタフシリーズはインナーテントの左右の下側をメッシュ状態にできるようになっており、横方向からの風も取り入れることができる。
そして、暑い空気が上昇する自然の摂理を活かし、天井部分もジッパーで開けるとメッシュの窓にすることができて、上から暑い空気を出せるようになっている。
そうすることで、風が多少あれば、寝室に新鮮な空気や涼しい風を取り入れることができるのだ。
高さもあって着替えやすい
寝室の高さも真ん中なら180cmぐらいあるので着替えの時にもストレスなく過ごせるし、高いことで熱気が上に上がりやすい利点もある。
『コンソメパンチ』アメニティドーム
シーンで選べるサイズが豊富
アメニティドームはS、M、Lと3サイズあり、家族形態に合わせてサイズを選ぶことができる。
全長(㎝) | 横幅(㎝) | テント内:縦(㎝) | テント内:横(㎝) | |
S | 355 | 230 | 220 | 150 |
M | 505 | 280 | 265 | 265 |
L | 540 | 310 | 295 | 295 |
Sサイズは2~3人、Mサイズは3~4人、Lサイズは4~5人という感じでしょうか。
ちなみに暑い季節にキャンプをされる方は は大きめを買ってる方が寝室サイズの熱気が篭りにくく、大きめを買っておいた方が無難です。
タフワイドシリーズにある、四方から風が入る機構は無いですが、その代わりに電源サイトなら充電式サーキュレーターや小型扇風機で代用はできると思います。
背が低いことでのメリットも
コールマンのタフシリーズは背が高いことでのメリットがありましたが、アメニティドームの方が背が低く、流線的な見た目をしています。
背が低いことでのメリットは風の影響です。
万が一の悪天の際、強い風が吹いても風の影響を軽減してくれます。
タフワイドが風に弱いというわけではなく、アメニティドームがより強いというイメージに思ってください。
まとめ
これからオートキャンプをはじめる。
そんな時にまず買って間違いないテント2張りをご紹介させていただきました。
双方の共通点はドーム型でシンプル、設営撤収がしやすいことに加え、テントをベースにタープを追加するなどアレンジができる点です。
テントとタープが合体している2ルームタイプもありますが、1人で建てることが難しいことや、テントとタープを別々で持っておくことで、タープ単体で日帰りBBQやデイキャンプでも使えるメリットがあるため、今回ドームテントを進めさせていただきました。
また、テントそれぞれ、その他にも良いところたくさんありますが、特にここがそれぞれいいと思う点を挙げさせてもらいました。
テントで迷ってるという方はぜひ参考にしてみてください。